社長ブログ

社長、コロナ騒動を振り返る⑥

こんにちは。㈱昭和技研工業の岩井です。大雨が心配な季節になりました。昨夜は五色の短冊に願いを託したご家庭も、多かったかも知れませんね。七夕に素麺を食べて、無病息災をお祈りする地域も有るそうです。私の場合、会社の発展と働く仲間の健康と幸せを願って、神田明神に初詣でにお伺いしておりますが、ネットの事前申込みは結構早くて、2020年の場合は前年の10月25日(金)。木札に書いてもらう2つの祈願内容は、この段階で決めなければなりません。決めると言っても会社を代表してお祓いを受ける訳ですから、普通は『商売繁昌』『社運隆昌』が定番中の定番、土木建設関係なら『工事安全』を選択する社長さんもいらっしゃるかも知れません。例年なら私も型通りで選ぶという意識すらないのですが、何故か今回は初めて、『社運隆昌』を外して『除災厄除』を選んでいるんですよね。こういうのを、”虫の知らせ” と言うのでしょうか。武漢閉鎖の約3ヶ月前のことです。2020年に入ってからの私のブログ、特に『社長、歴史に学ぶ』シリーズを読み返してみても、1,000万人の人権を軽視して政策を押し進めるC政府や、輪転機を廻して無制限にお札を刷る政府・日銀、ガールズバーに出入りする中年男の顛末を取り上げる等、かなり予言めいた部分があって、我ながら少し薄気味悪く感じます。

この傾向は最近に始まったことではなく、今月100歳を迎える母方の祖母は北九州の神主の家の出身、6人孫がいると一人くらいには遺伝するものなのでしょうか、子供の頃も「崇が言うと実際に起こるから、変なことを口に出さないでくれ」と、家族から時折り理不尽な注文を受けておりました(苦笑)。近年の例では、果たして これは “霊感” とか “第六感” と呼ぶに、相応しいかどうか分かりませんが、2011年の年賀状の件。『卯年』ということで、家族用の年賀状にうさぎのキャラクターを入れることになりました。代表例なら『ミッフィー』に『ピーターラビット』、バンビの友達うさぎの『とんすけ』辺りでしょうか。何か面白いキャラクターはいないかと、2010年末に私が選んだのは『ありがとウサギ』。バレエの衣装を纏った “ブサかわ” キャラで、わざわざPCのスクリーンショットを切り貼りして使いました。「ポポポポーン。」それから3ヶ月とちょっと、今でもトラウマとして皆さんの耳から消えないACジャパンのCMで、あれ程 度々 “彼女” にお会いすることになろうとは、私も想像していませんでしたね(苦笑)。また、2019年には思い立ったかのように、4月に南浦和で鈴木康博さんのLIVE、6月には さいたま新都心で小田和正さんのコンサートと、私にとっては神のような存在の元オフコース2人の生歌を、人生で初めて聴きに行ったんですけど、何故 突然そうしようと思ったかは自分でも理解不能。言葉にできません。チャンスを逃しませんでした(笑)。

さて、そんな私ではありますが、経営判断に関しては勘に頼ることなく科学的な目線で情報収集、行政の要請には真摯に応じ、速やかに対処して参りました。最初に動いたのは2月26日(水)、専門家会議が『瀬戸際』との見解を示した翌々日のことです。同日、NHKが番組の中で『マイクロ飛沫感染』という表現を使い、マスク不足の中で専門家と既存メディアが “封印” し続けた『エアロゾル伝播(中国では2月初めに確認)』の存在をようやく認め、満員電車による通勤が感染拡大のリスク要因として急浮上した時のことです。幸い弊社の場合は殆どの従業員がマイカー通勤、電車通勤は少数派でしたので、それぞれの事情を考慮しながら時差出勤を認める等、個別対応の範囲で収まりました。この時の記録を見ると、「専門家の意見が分れているので、空いている電車内でのマスク着用は強制しない」と指示しています。現在も続く時差出勤など、全てが2週間限定の特別対応からスタートしましたが、2月27日(木)に全国の小中高校に突然の休校要請、翌2月28日(金)には楽しみにしていた第9回科学の甲子園全国大会の中止が決まる等、俄かに世間の雲行きが怪しくなってきました。

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※誤字・脱字を修正しました。