社長、2022年を振り返る④
こんにちは。㈱昭和技研工業の岩井です。「来年の 3月までが、超低金利を長期で固定して資金を調達できるラストチャンス」との持論を展開して来た私にとっても、今回の日銀の実質的な利上げ決定は想定より早いタイミングでしたから、不意を突かれたと感じている金融関係者の皆さんも多かったことでしょう。利上げに原発・防衛増税と やけに唐突。外圧?
さて、今年の大河ドラマは面白かったですね。私が父から仕事を引き継いだ頃、会社の先輩方は正に『鎌倉殿の13人』のような “曲者” 揃い。喧嘩するのに仲が良く、腹の中では何を考えているか分からなくとも、外圧には結束して『いざ鎌倉』。そんな『坂東武者』のような荒くれ者が自らの夢を追い求め、社内は活気(殺気?)に満ち満ちていました。「先代は良き仲間に恵まれて第二創業に成功した」というのは錯覚。日本の高度経済成長期のもう一つの側面です(苦笑)。
兎にも角にも2022年は、ドラマを超えるような想定外の出来事 満載の一年。2020-2021年のコロナ禍を何とか無事に乗り切って、”さあこれから” というタイミングで、出鼻を挫く物不足とインフレの嵐。もっとも、第二創業が成長軌道に載ったのも、第二次オイルショックの『狂乱物価』が切っ掛けだったそうですから、物は考えようで、2023年の展開が楽しみになって来ました。
「今年の大河で誰に似ていると思う?」と問われ、自分が強いて名前を上げるなら、脚本の三谷幸喜さんかな(笑)。皆さん、良いお年をお迎えください!
