社長ブログ

時代遅れですがなにか?①

こんにちは。㈱昭和技研工業の岩井です。令和版『関ヶ原の合戦』は、跡取りの秀頼と秀次がタッグを組んで、そこに石田三成も加勢するという異例の展開。兄貴分 秀次公のSNSを活用した “発信力” は、米国を真っ二つに分断したトランプ氏並みの破壊力。ただ、傍で見ていると痛快でも、一緒に働いていると息苦しくなる人って身近にも居ますよね、コミュニケーションが一方通行と言うか。そんな “受信力” 不足が祟ったか、西軍からの寝返りが出るなど力及ばず、家康の軍門に下ることとなりました。「選挙は終わりノーサイド、全員野球で一丸」とのことなので、豊臣家お取り潰しには至らず済んだようです。

秀頼君は まだお若いので、もっともっと勉強が必要です。組織内の個人的な恨み辛みに突き動かされる最近の言動は、見聞きするに堪えず全くセクシーでは有りません。一部分だけを切り取って “既得権益” とか “時代遅れ” とか簡単に片づけますが、そのピラミッドの底辺には私たちの生活が有る訳で、北欧の少女や福島の漁業関係者の皆さんの気持ちに寄り添った時と同じように、小さな工場で働く人間の言い分にも耳を傾けてもらいたいと思います。今後必ず起きるであろう『大坂の陣』で、酷い目に合わない為にもね(笑)。

弊社では太陽光パネルを増設予定。CO2排出量削減に向けて、自分たちで出来ることは粛々と進めさせて頂きますが、 やはり製造業に携わる身として、石炭・石油火力発電に替わる安定したベース電源は、国策として確保してもらわなければ困ります。なお、最新の研究により徳川の治世は日本の歴史上、最も気温が低く最も雨の多い時代だったことが分かっています。家康公の解決すべき課題は多そうです。歴史は語る。