社長ブログ

社長、2022年をどう生きる②

こんにちは。㈱昭和技研工業の岩井です。2021年シリーズはM. フェルスタッペンがドライバーズチャンピョンを獲得し、パワーユニットサプライヤー(今はエンジンサプライヤーとは呼ばないらしい)としてのF1参戦を終了するホンダが有終の美を飾りました。

私の世代がホンダF1で思い出すのは やはり、マルボロカラーを纏ったマクラーレン・ホンダですね。アラン・プロストにアイルトン・セナ、ゲルハルト・ベルガー。中島悟が乗ったティレル・ホンダも格好良かった。懐かしいです。フルコンストラクターとして参戦した2000年代の活動は、あまり詳しく知りません。2010年以降のF 1の世界を牽引し、ホンダのパワーユニットを搭載するレッドブルと2021年に激しくタイトルを争ったメルセデスAMG、実は この時 撤退したホンダF1の遺産を継承したチームなんだそうです。今回のチームはレッドブルに引き継がれ、ホンダ二輪部門が2022年以降のサポートを行うようですね。

ところで弊社のマシンはというと、20,000km走破を前に『パワーシステム点検』を示すオレンジ色の警告が点灯、2022年初からピットストップを余儀なくされることとなりました。元々、”社会実験” に参加するテストドライバーのつもりで乗り始めた車ですから、この程度のトラブルは織り込み済み。ホンダがクラリティの生産を終了したのは残念ですが、FCVを諦めたとは発表していません(今後はGMと共同開発?)。脱炭素社会の実現に向け、私の残した走行データも次の開発に活かして貰えると嬉しいです。

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