社長ブログ

社長はこう読む、古事記・日本書紀②

こんにちは。㈱昭和技研工業の岩井です。そうは言っても『建御雷之男神』と『天鳥船神』は交渉係の “伝書バト”、『ノア』と呼ぶには役不足と言わざるを得ません。有力候補の『瓊瓊杵尊』は当説では『アブラハム』で確定、しかも舟に乗っている描写が見つからないので選択肢から外します。一体 誰なのかと探していると、『ノア』に相応しい大物を発見しました。

それは『饒速日命(ニギハヤヒノミコト)』、このブログには 2度目の登場です。『瓊瓊杵尊』とは別ルートで地上界に降臨し、後に大和の地を神武天皇に禅譲した天孫族ですね。彼が乗っていた『天磐船(アマノイワフネ)』は、大船団を組んでいたとの話も有り、洪水に見舞われた高天原からの避難民を運んだ、『ノアの方舟』にピッタリです。ここまで『神武東征』『天孫降臨』『国譲り』の順に考察し、それぞれは関連性の薄い個別の逸話だと思っていたのですが、旧約聖書の洪水神話に対応する一連のストーリーが、これほど巧みに記紀に編み込まれているとは、私自身も全く想像していませんでした。

さて、洪水を生き延びた『ノア』、ある日 泥酔した『ノア』は息子『ハム』の行いに激怒して、何故か『ハム』の息子、つまり自身の孫に呪いを掛けます。この逸話は旧約聖書の逸話の中でも、説明のつかない謎とされているそうで、呪われた孫の名前は『カナン』、約束の地の先住民『カナーン人』のご先祖さまです。物語は この後、約束の地を目前に息絶えたモーセ、そこで堕落していくイスラエルの民、そしてイスラエル初代国王の誕生と続いて行きますが、ここにも古代日本の秘密を解く鍵が隠されていました。続きは次回。

※一部、修正しました。