社長ブログ

社長、コロナ騒動を振り返る③

こんにちは。㈱昭和技研工業の岩井です。消毒用のアルコールの代替品として注目の次亜塩素酸水について、噴霧して使った場合に効果が有るのかどうか、体に悪影響が無いのかどうか、話題となっていますね。7都府県に緊急事態宣言が発出された4月7日(火)、出入りの営業マンに「御社ではどんな対策を講じているの?」と尋ねたら、返って来た答えの一つが この手の噴霧器で、今回の緊急事態は手元にある物資で乗り切る覚悟でいた私は不勉強、正直に申し上げて初耳でした。早速ネットで色々と調べた結果、ランニングコストが馬鹿にならないだろうとの結論に達し断念。第2波・第3波への備えとして弊社で導入を決めたのは、某S社のプラズマクラスターイオン発生装置です。こちらはウイルス不活性化の実証実験のデータも有り、公共施設の導入実績も豊富です。もっとも、感染症対策に有効なのはマイナスイオンではなく、偶然の産物として発生しているオゾンの方だとの説も有力ですけどね(笑)。

それはさておき、塩素消毒に話を戻しますと、話を聞いて まず私が想像したのはプールの匂いなんですね。現在、プールの消毒で一般に使われているのは、次亜塩素酸ナトリウム液か又は、次亜塩素酸カルシウムや塩素化イソシアヌル酸の顆粒か錠剤。私が高校生の頃のプールと言えば塩素がキツくて、屋内ともなると まともに深呼吸出来なかった記憶が有りますが、最近はどこのプールに行っても、体に害が有りそうな程の強烈な塩素臭さは無くなりましたから、科学技術の進歩というのは大したものです。

2~3月と全国のスポーツジムでクラスター感染の発生が相次ぐ中、以前お話しした通り、健康維持の為に週に 1回プールに通っていた私の取った行動はと言いますと、実は、3月28日(土)に いつものプールの使用中止が決まるまで、普通に泳いでおりました(笑)。1月中旬に味わった浅草での恐怖体験以降、かなり早めに自粛モードに突入した私なので、意外と感じる読者の皆さん(いつもお付き合い頂き、有り難うございます)も大勢いらっしゃるかも知れません(そんなに大勢は読んでくれてないでしょう!)。厚労省クラスター対策班の考察の結果として、クラスター感染発生の共通点として『3つの密・3密(密閉・密集・密接)』という表現が使われ始めたのが、3月1日(日)。幸い田舎の公共プールの利用者は少なく、更衣室で『3密』状態になることもありませんし、例の塩素消毒ですね、私は効果が有るんじゃないかと思っています(飽くまでも私見です)。そしてプールの窓は開け閉め可能な構造で換気もOK、私は比較的安心して利用を続けていました。そして何より、ウイルスに打ち勝つには、自分の免疫力を高めるのが一番と考えていましたので、3月22日(日)に泳いだ後、次回は金曜日の仕事の帰り際に寄ろうかどうか迷って結局 行かず、翌日から施設が閉鎖されてしまって がっかりしたのを覚えています。

ちなみに、これも意外と思われるかも知れませんが、私が日常的にマスクを着用するようになったのも結構 遅くて、4月1日(水)の『アベノマスク』構想 発表以降。政府による布製マスク配布、世間の評判は芳しくありませんが、私にとって行動変容の切っ掛けとなったのは事実で、現在は個人的に購入した藍染め仕様のマスクを愛用中です。